リトブ

プロアスリートのお手伝いをする会社で働いています。中学・高校ではテニス、大学・社会人でアメリカンフットボール、現在は合気道とキックボクシングをしています。スポーツに関連した情報を中心に発信していきます。

縄跳びはこれ!ウイニング ヘビーロープ F-66

わけあって高校テニス部の外部コーチをすることになりました。コーチとは言っても、アスレチックコーチのほうなので割と気楽です。

 

テニスのアップというとショートラリーから始める人達が多いと思いますが、ウォームアップとしては適切ではありません。

 

理由としては、3つ。

筋温があがらない。

心拍もあがらない。

神経系の準備にならない。

 


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ショートラリーの技術をあげたい人は、ショートラリーを1時間すればいいと思いますが、試合でショートラリーの場面は99%ありませんので、練習メニューから外すことにしました。

 

そのかわりに行ったのが縄跳び。

だいたい10分間で1000回を目標に、それもヘビーロープを使っています。

 

 

うちのテニス部は体育館の横がテニスコートなので、体育館で縄跳びをさせています。音は大きいですが、スペースをとらないのでバスケ部の後ろを借りています。


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やってみるとわかりますが、まず、ふくらはぎにきます。ふくらはぎの筋肉が刺激されるので血流量が増え、その後の練習メニュー強度をあげることができます。副次的に練習に対する集中力をあげているのかな。

 

次に、ヘビーロープで刺激される前腕です。テニスエルボーの予防には前腕のトレーニングが必須です。縄跳びをやると肘の痛みが減ったという子もいました。

 

縄跳びのグリップを柔らかく持ち、腕をまわさず、肩甲骨をうまく動かさないとロープはまわってくれません。10分も跳ぶと肩甲骨をまわす感覚がでてきます。

 

言わずもがな、ステップワークのベースになります。

 

テニスをやってる人には超オススメです。

 

きついので、3分ぐらいで区切るのがいいですね。

 

まとめ

1 テニスコートに入る前に、縄跳びを10分1000回以上跳ぼう。

2 縄跳びは、手首や肘、肩のウォームアップに効果的です。

3 足をこまかく動かすことができるようになります。