リトブ

プロアスリートのお手伝いをする会社で働いています。中学・高校ではテニス、大学・社会人でアメリカンフットボール、現在は合気道とキックボクシングをしています。スポーツに関連した情報を中心に発信していきます。

健康・ダイエット・フィットネス情報について考えてみた!

毎日のように健康情報・ダイエット情報・フィットネス情報であふれていますが、それらを整理したことありますか?

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これらの情報を分類したとき、

1 あなたにとって必要な情報

2 あなたにとって有害な情報

に分けられます。

ダイエットをされているかたにとっては、グルメ番組は2の情報ですね。

必要かどうかについては、現在必要か、将来必要となるか分からないことがあります。将来必要となったときに使えるように整理しておかなければなりません。

 

1について分類してみると、

(1)すでに知っている情報

(2)未だに知らない情報

に分けられます。

 

新商品の情報や新発見などは(2)の情報ですね。

テレビ番組を制作している友人に聞いたところ、全く知らない情報よりも誰もが知っている情報を焼き直して出す方が視聴率がいいそうです。

 

(1)について分類してみると、

ア 使える情報

イ 使えない情報

あなたにとって必要な情報であるにもかかわらず、理解が不十分であったり前提となる条件をクリアしていなかったり、実行に移してみたが結果がでなかった場合などが考えられます。

 

では、「使える情報」とは何なんでしょうか?

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ずばり、まわりの人に教えることができる情報のことです。

「いつ」「どこで」「誰に」「どうやって」「なぜ」「いくらかかるか」を具体例をあげながら説明できる情報のことです。

 

より効率的に情報を吸収しようと思ったら、その情報をたくさんの人に教えてあげることにつきます。

 

しかし、やっかいなことに人に教えるためにはエビデンスが必要になります。エビデンスがしっかりしていない情報があまりにも多すぎるのが現状です。

専門家(何らかのバイアスがかかった)の意見や利用者の声は、エビデンスではありません。

 

したがって、エビデンスがしっかりした情報なのかどうかを見極める力が必要になります。

 

エビデンス - Wikipedia

医療統計学入門― エビデンスを正しく見分けるための考え方―

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ここからが本題なのですが、エビデンスと情報の価値は異なります。

エビデンスを集める作業と真実を探求する作業は異なるんです。

その情報はエビデンスが十分でないからダメなのではなく、論理的に考えて確からしいから検証してみようという態度が大切だということです。

 

論理的に考えるとは、じっくりと観察し、過去の経験や他の事例と比較し、相違点をふまえながら問題をみつけていくことにあります。

 

 

 

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)

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健康・ダイエット・フィットネス情報は、ろくでもない嘘情報があまりにも多く、知っているようで理解していない情報がたくさんあります。

たいして勉強もしていない分野のことをしゃべる医師の言葉には、特に注意が必要です。そして、何よりその情報を検証してみようという行動力が大切です!

 

 

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